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My selections from 2014 movies

今年私が観た映画の中で、という限定作品の中での選択であることをまずお断りして、印象に残っているものをいくつかご紹介しておきたい。観劇に時間を取られてしまって、昨年ほど多くは観られなかったが、それでも80本余り。この頃は、1回で2本観ることを習慣とし始めて、時間を有効的に使おうとしている。魂が洗われる、というほどの感動を得ることもあり、ヤッパリやめられない。

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「おやすみなさいを言いたくて」 "A Thousand Times Good Night"

「おやすみなさいを言いたくて」 TUSEN GANGER GOD NATT (A Thousand Times Good NIght)
製作年 2013年
製作国 ノルウェー=アイルランド=スウェーデン
配給 KADOKAWA
上映時間 108分
12月30日(月)鑑賞@角川シネマ有楽町

おやすみなさいを言いたくて
監督:エーリク・ポッペ
脚本:ハーラル・ローセンローヴ・エーグ 、 エーリク・ポッペ
脚色:キルスティン・シェリダン
プロダクション・デザイン:エレノア・ウッド
音楽:アルマン・アマール
編集: ソフィア・リンドグレン
衣裳デザイン:ジュディス・ウィリアムズ
キャスティング:モーリーン・ヒューズ
キャスト:
レベッカ :ジュリエット・ビノシュ
マーカス:ニコライ・コスター・ワルドー
ステフ:ローリン・キャニー
ジェシカ:クロエ・アネット
隣人:デニス・マコーマック / ラリー・マレン・ジュニア

世界各地を飛び回る女性報道写真家のひたむきな生きざまを描き、2013年モントリオール世界映画祭審査員特別賞など数々の賞を受賞した人間ドラマ。監督は、報道カメラマン出身で『卵の番人』の撮影を務めたエリック・ポッペ。信念を持って戦場カメラマンの仕事に打ち込むも、愛する家族と危険を伴う仕事との間で揺れ動くヒロインを、オスカー女優ジュリエット・ビノシュが熱演する。(シネマ・トウデイ)

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「ストックホルムでワルツを」 Monica Z

「ストックホルムでワルツを」原題 Monica Z (111分)
スウエーデン 製作 2014
配給:ブロードメディア・スタジオ
12月30日(月)鑑賞@ヒューマントラストシネマ有楽町・シアター1

ストックホルムでワルツを
監督ペール・フライ
製作レーナ・レーンバリ
脚本ペーター・ビッロ
撮影エリック・クレス
美術ヨセフィン・オースバリ

キャスト
エッダ・マグナソン:モニカ・ゼタールンド
スベリル・グドナソン:ストゥーレ・オーケルベリ
シェル・ベリィクビスト:モニカの父

スウェーデンの世界的ジャズシンガー、モニカ・ゼタールンドの半生を映画化したドラマ。スウェーデンのアカデミー賞にあたるゴールデン・ビートル賞で監督賞、主演女優賞など4部門を受賞し、人口950万人の同国で50万人以上を動員した。(映画.com)

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2014年の総括

「2014年の総括」
昨年から急に観始めた現代小演劇の世界、昨年だけで80本余り、今年に入って、100本程を観るチャンスを得ました。劇場に通う道すがら、なんでわざわざ交通費を使って、時間を、エネルギーを消費して、劇場に通うのだろうか、と、考えたりしましたが、全部が全部ではないけれど、確実に心が満たされて、生きている喜びを感じさせてくれる世界がある、ということを実感しました。

2014年の収穫は、何と言っても、もう何度も言ったり書いたりしているけれど、イギリスの舞台を、映像ではあるけれど、観る事が出来たという喜びと驚きです。「コリオレイナス」「フランケンシュタイン」「リア王」「ハムレット」「オセロ」、どれをとっても素晴らしいものでした。舞台装置も俳優の演技も申し分なく、目を見開かせてくれました。制作の人たちも、本当に立派な、誇れる仕事をしているなあ、と、そういう生き方ができること、そういう仕事をチョイスできたことを僥倖だとさえ思ってしまいました。

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東京演劇集団風2014「ハムレット」 to be or not to be

「ハムレット」Hamlet ~to be or not to be
2014年12月23日(火)~25日(木)
12月23日(火)14時拝見@東中野劇団風アトリエ
自由席 4000円(2000円)
ハムレット
作:ウイリアム・シェイクスピア William Shakespeare
訳:小田島雄志
演出:ベトル・ブトカレウ Petru Vutcarau / 浅野佳成
舞台美術・衣裳:ステラ・ヴェレブチュアス Stela Verebceanu
音楽:マリアン・スタルチュア Marian Starcea
照明:塚本 悟
音響:渡辺雄亮
舞台監督:佐田剛久
出演:
ハムレット:佐野洋
クローディアス:柳瀬太一
ガートルード:柴崎美納
ポローニアス:栗山友彦
オフィーリア:稲葉礼恵
ホレーショ:田中 悟
レアティーズ:車 宗洸
コロス:佐藤勇太/白石圭司/工藤順子/木村奈津子

シェイクスピア生誕450年の今年、あちらでもこちらでもシェイクスピアが上演された。いや、まだされつつあると言った方がいいか。今年は何と言ってもNTLの「ハムレット」が秀逸で、これを超えるものはないだろうと確信しているが、日本の「ハムレット」もいくつかの劇団で上演された。劇団風の「ハムレット」も東演の「ハムレット」同様、外国人が演出していて、ひょっとしたら他劇団の作品とはちょっと違っているかもしれないという期待を持って、東中野へ。

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花組芝居「夢邪想(ゆめやそう)」

「夢邪想」~W・シェイクスピア「夏の夜の夢」より
2014年12月14日(日)~23日(火)
12月19日(金)14時拝見@あうるすぽっと
D列9番 5,800円
夢邪想
原作:坪内逍遥訳「真夏の夜の夢」
脚本:秋之桜子
演出:加納幸和
美術:川口夏江
照明:増田隆芳(ブライト)
音楽:坂本 明
音響:清水吉郎
衣裳:三大寺志保美(三茶工房)
床山:太陽かつら
出演:加納幸和 原川浩明 溝口健二 山下禎啓 植本潤 桂憲一 八代進一 大井靖彦 北沢洋 横道毅 秋葉陽司 松原綾央 磯村智彦 小林大介 美斉津恵友 堀越涼 谷山知宏 丸川敬之

…震えるだけ、震えてくださいな
        けれど、あなたのこと、逃しはしない

<西洋の言語・文化をベースとするシェイクスピア劇を、日本風土に移入し日本人の肌合いに合う物語へ。
注目度急上昇中の作家・秋之桜子に書き下ろしを初委託した花組芝居の「夏の夜の夢」。
あうるすぽっと シェイクスピアフェ スティバル2014 参加作品>(劇団案内)

噂に聞く「花組芝居」の、おどろおどろのあでやかさ、とは一体どんなものなのか、この目でとくと拝見。

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松元ヒロひとり語り90分

松元ヒロひとり語り90分 2014年振り返り総集編
2014年12月16日(火)拝見@なかのZERO小ホール
う列28番 3500円

友人の強い勧めとお誘いで、初めて参加してみて驚いた。90分、実際はアンコールを含めて105分、たった一人でしゃべりっぱなしの弾丸トーク。政治ネタあり、自虐ネタあり、映画ネタあり、と満場の客を全然飽きさせない、腹の底から笑わせるその話術。いやあ、凄い才能だ。

チラシに「一人メディア、松元流メッセージの送り方」と。
「伝えたいことがあふれ、口からこぼれる」と。

確かにそのメッセージを受け取った。

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NTL「オセロ」

NTL「オセロ」~400年の時空を超えて現代によみがえる
2014年12月15日17時半拝見@TOHOシネマズ日本橋
H-13 3000円
オセロ
Directer: Nicholas Hytner
Designer: Vicky Mortimer
Lighting Designer: Jon Clark
Music: Nick Powell
Fight Desighner: Kate Waters
Company Voice Work: Jeanette Nelson
Production Manager: Jim Leaver
Costume Supervisor: Eleanor Constable

In order of speaking
Roderigo: Tom Robertson
Iago, Othello's ensign: Rory Kinnear
Brabantio, a Venice senator, Desdemona's father: William Chubb
Othello, General in the Venetian army: Adrian Lester
Cassio, his lieutenant: Jonathan Baley
Lodovico, a senator: Nick Sampson
Senator: Joseph Wilkins
Desdemona: Olivia Vinall
Emilia:Iago's wife:Lindsey Marshall

2014年版NTL最後の公演(と言ってももちろん映像)の「オセロ」をようやく観る事ができた。どの公演もたった5日間で一日1回公演(上映)なので、日程のやりくりが大変なのである。無理してでも来ないと観られない。で、ようやく観る事が出来たというわけ。

無理してきた甲斐はあった。「フランケンシュタイン」「コリオレイナス」「リア王」「ハムレット」と観て来て、次々と繰り広げられるイギリスの演劇の凄さに舌を巻いていると、「オセロ」も予想以上に素晴らしい出来である。冒頭のロダリーゴとイアゴーの酒場から出て来ての登場シーンから、一転してブラバンショー屋敷に移る場面転換の素晴らしさ。可愛い娘がムーア人のオセロと親に無断で結婚しようとしていることを知ったブラバンショーの姿に、先日久しぶりに観た「招かれざる客」のスペンサー・トレイシーの姿が重なった。


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劇団桟敷童子「体夢ーTIME」

劇団桟敷童子「体夢ーTIME」
2014年12月11日(木)~12月23日(火)
12月14日(日)拝見@すみだパークスタジオ
2500円~3800円 自由席3300円
体夢ーTIME
演出:東憲司
脚本:サジキドウジ
スタッフ:
照明:Jimmy((株)FREE WAY)/照明操作:北澤由佳((株)FREE WAY)/作曲:川崎貴人/チラシ画:梶村ともみ/チラシデザイン:山田武/舞台監督:深津紀暁/ 制作:劇団桟敷童子事務所
出演:池下重大、板垣桃子、原口健太郎、稲葉能敬、鈴木めぐみ、外山博美、川原洋子、桑原勝行、山本あさみ、もりちえ、新井結香、椎名りお、大手忍、深津紀暁、渡辺穣(演劇集団円)、石原由宇(演劇集団円)

世の終焉の時。場所は荒野、あるいは夢。体夢は私生児。
母親は男達に輪姦され沼に沈められた女…
父親は母親を犯した男達の誰か。
その沼底より体夢は産声をあげ、男達に復讐しようとする…
が、男達は既に死に絶え、目的を失った幼い体夢は放浪の旅に…。
奇妙奇天烈な登場人物・出来事がその体夢を待ち受ける…

今回、一風変わった物語にしようと思った…中学生のころ
妄想した断片的な物語をもとに書き始めた。怖くなった。
この物語は演劇になるのだろうか…
                   サジキドウジ


約1年ぶりとなる今回の新作は東憲司の原点ともえる作品です。
舞台の背景は、世界の終演…人類の末期。劇団初の未来を描く不思議な不思議な想像世界。
客演に、演劇集団円から渡辺穣と石原由宇を迎え、新たな劇作に挑戦致します。
劇団桟敷童子の心の再生の物語をどうぞお見逃しなく!
                    (劇団HP)








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PARCO プロデュース公演「海をゆく者」

「海をゆく者」The Seafarer
2014/12/08(月) ~ 2014/12/28(日)
12月10日(水)14時拝見@渋谷PARCO劇場
A-14 7500円

海をゆく者
作:コナー・マクファーレン
訳:小田島恒志
演出:栗山民也
美術:松井るみ
照明:小笠原純
衣裳:前田文子
音響:高橋 巌
ヘアメイク:佐藤裕子
舞台監督:加藤 高
出演:小日向文世、吉田鋼太郎、浅野和之、大谷亮介、平田満

アイルランド版、21世紀の「クリスマスキャロル」。
ダブリン北部郊外の海岸沿いの街、バルドイル。残念ながら知らない街だけれど、中心に教会が一つと、数軒のパブがある街だそうだ。要するにどこにでもある街。その街にある一軒家の地下の一室に集まった5人の男たちの、飲むわ、吸うわ、叫ぶわ、しゃべるわ、最後にポーカーでひと勝負というクリスマス・イブ。

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イキウメ「新しい祝日」

イキウメ「新しい祝日」
2014/11/28(金) ~ 2014/12/14(日)
12月12日(金)拝見@池袋芸術劇場シアターイースト
C列6番(最前列)4200円
新しい休日
脚本・演出:前川知大
出演:浜田信也、安井順平、伊勢佳世、盛隆二、岩本幸子、森下創、大窪人衛、澄人、橋本ゆりか

イキウメ初めての観劇は、う~ん。劇団の前評判は聞いていたが、実際に観るのは初めて。ハイバイと似た感じだけれど、勢いが違うか…。

私が生まれた日。
彼らが自由を勝ち取った日。
彼女の尊厳が失われた日。
二人が未来を手にした日。
誰かが小さな嘘をついた日。
神が人知れず死んだ日。
全てが過去となった日。
あなたが再び生まれる日。
全ては必ず、平日に起こるだろう。

明日はきっと祝日になる、永遠の祝日に。

という文言がチラシに踊る未知の世界は、ある種の寓意劇だった。

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「おかあちゃん~コシノアヤコ物語」

おかあちゃん~コシノアヤコ物語」
2014年12月2日(火)~7日(日)
12月2日(火)19時拝見@六本木ブルーシアター
15列5番 7800円(2000円)
おかあちゃん~コシノアヤコ物語~
原作:倉科透
脚本・演出:上杉祥三
演出補:石戸達郎
音楽協力・冴木杏奈
美術:前田 剛
証明:小林 茂
出演:秋吉久美子、月舟さらら、宮地真緒、中西悠綺、正司照枝、冴木杏奈、上杉祥三、堤大二郎、児島美ゆき、丸山厚人、加藤貴宏、安部祐二、他

NHKの朝ドラ「カーネーション」でお馴染みの、ファッションデザイナー・コシノ3姉妹の母親、コシノアヤコ(小篠綾子)の生涯を舞台化。

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てがみ座第10回公演「汽水域」

「汽水域」
2014/11/28(金) ~ 2014/12/06(土)
12月1日(月)19時拝見@世田谷シアタートラム
B列17番(最前列) 4000円

汽水域
作:長田育恵
演出:扇田拓也
美術:杉山 至+鴉屋
照明:木藤 歩
音響:笠木健司(クロムモリブデン)
衣裳:阿部美千代(MIHYプロデュース)
舞台監督:杣谷昌洋
舞台監督補:森山香緒梨
演出助手:庄司竹人(てがみ座)・横山莉枝子・岸野健太
宣伝写真:吉田舞子
宣伝美術:鈴木 勝(FORM)
協力:舞台美術研究工房六尺堂
制作:プリエール
助成:芸術文化振興基金
出演:石村みか、福田温子、箱田暁史(以上てがみ座)、笠木誠、中田春介、廻飛呂男(リボルブ方式)、橋本昭博(MoratoriumPants)、金松彩夏(文学座)、中村シユン、佐藤誓、大西多摩恵

「汽水域」の意味をよく理解していなかったので、検索。「河川・湖沼及び沿海などの水域のうち、汽水(Brackish water)が占める区域。漢字の「汽」は「水気を帯びた」という意味を含蓄し、「汽水」は淡水と海水が混在した状態の液体を指す用語である」とWikipedia。簡単に言えば、「海水と淡水がまじりあう場所」で、「フィリピンの河口でウナギの密漁をしていた、かつての少年は自らのルーツをもとめて、日本へ向かう潮流に乗る」「今の自分は何者なのか?――汽水域からアジアを見渡す、ある喪失の物語」と劇団HPに。

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プロフィール

andromache

Author:andromache
自分の見た芝居や映画を、備忘録代わりに書き留めておきたい。舞台やスクリーンの中に、様々な人生が見え隠れします。

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