2015_08
29
(Sat)00:28

20150829 Sat. 9~10月の観劇予定

9~10月の観劇予定

暑かった8月もやっと終わる。
最近は台風か大雨か、何かの影響だろうか、東京近辺はとても涼しく、観劇に出かけるのも、たやすいと思われる昨今である。さて、8月もなかなか充実していた月であり、心に残る舞台もいくつかあった。8月に観たという舞台は、下記のとおりである。劇団銅鑼は「からまる法則」が至極面白かったので、9月の「はるなつあきふゆ」も予定した。

劇団銅鑼「からまる法則」
アダム・クーパー「兵士の物語」
前進座「くず~い 屑屋でござい」
青年座「外交官」
OUDS「ロミオとジュリエット」
芝居屋風雷坊「きみがみむねに」
劇団砂地「唄わない冬」
劇団風「コーカサスの白墨の輪」
  (太字の演目は絶賛!の舞台である)

さて、9月であるが、今月はフルタイムの仕事が入り、ちょっと身動きが取れないので、観劇も抑え気味である。その代り、10月中旬からはまた復活できるかもしれないと思っているので、いま、チョイスしているところ。
とりあえず、予定としては、

青年座「真珠の首飾り」
劇団銅鑼「はるなつあきふゆ」
トラッシュマスターズ「そぞろの民」
青年座「二人だけのお葬式」
風琴工房「無頼茫々」

ルーマニア国立ラドウ・スタンカ劇場「オイディプス」or「ガリバー旅行記」
俳優座「月の獣」
木ノ下歌舞伎「心中天の網島」
文学座「すててこてこてこ」
てがみ座「地を渡る舟」
劇団円「フォースタス」
すっぴん部隊第2回公演
パラドックス定数「東京裁判」
劇団民藝「大正の肖像画」

を予定している。またどういう世界が拡がるか、楽しみである。

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2015_08
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(Fri)21:21

20150827 Thu. 東京演劇集団風 第86回公演[新作]コーカサスの白墨の輪 Der kaukasische Kreidekreis

東京演劇集団風 第86回公演[新作]コーカサスの白墨の輪
●2015年8月22日(土)~30日(日)開演:平日7時/土日2時
●料金:4,000円
●8月27日(木)19時拝見@東中野劇団風アトリエ
●プレチケ(謝々)自由席(最前列) 
●上演時間:3時間(休憩15分)

コーカサスの白墨の輪1
作:ベルトルト・ブレヒト Bertolt Brecht
演出:江原早哉香
芸術監督:浅野佳成
作曲:パウル・デッサウ Paul Dessau
音楽制作:八幡 茂
舞台監督:高田一郎
衣裳:ズザンナ・ピョントコフスカ Zuzannna Piatkowska
照明:フランソワ・シャファン Francois Chaffin (Theatre du Menteur)
人形美術:エリック・ドウニオー Eric Deniaud (Le Collectif Kahraba)
演出助手:オーレリアン・ズキ Aurelien Zouki (Le Collectif Kahraba)
音楽:渡辺雄亮
舞台監督:佐田剛久
企画制作:佐藤春江
歌唱指導:八幡光子
照明オペレーター:坂野貢也
舞台監督助手:辻 幸男
協力:(有)戸井田工業
出演:白根有子/柳瀬太一/栗山友彦/佐野準/柴崎美納/工藤順子/田中悟/田中賢一/白石圭司/佐藤勇太/車宗光/稲葉礼恵/清水菜穂子/酒井宗親

<廃墟となった世界で ひとりの歌手が語る>という手法は、この劇団の「なぜヘカベ」でも使われたもの。いつの時代もいつの世も、尽きる事のない戦争の被害をこうむるのは、地べたをはいずりまわって生きている、その時代時代の人々。その一人、主役のグルシェを演じるのは、「なぜヘカベ」で巫女を演じていた白根有子、または、「ジャンヌ・ダルク」を演じた女性。いつも同じ独特のフラットなセリフの言い回しとトーンに、最近は不思議な魅力を感じてしまっている。

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2015_08
24
(Mon)17:23

20150823 Sun. 劇団砂地「唄わない冬」

劇団砂地「唄わない冬」
●2015年8月21日(金)~31日(月)
★8月21日(金) 19:00
★8月22日(土) 17:00
★8月23日(日) 14:00/19:00
★8月24日(月) 19:00
8月25日(火) 14:00
8月26日(水) 14:00/19:00
8月27日(木) 19:00
8月28日(金) 19:00
8月29日(土) 14:00/19:00
8月30日(日) 14:00/19:00
8月31日(月) 14:00
●料金:一般3600円/[★…早割3200円]/学生3000円/ 当日4000円
●8月23日(日)14時拝見@Space雑遊

唄わない冬

脚本・演出:船岩祐太
美術:松村あや 照明:松本大介 音響:杉山碧(LaSens) 
衣裳:正金彩 舞台監督:白石英輔・鈴木政憲(クロスオーバー) 
演出助手:國松卓・細谷奈央
宣伝デザイン:コンドウダイスケ 制作:河本三咲 小池陽子
協力:青年団/㈲アゴラ企画・こまばアゴラ劇場/㈲レトル/TEAM HANDY/文学座/無名塾/㈱仕事/松本デザイン室/La Sens/クロスオーバー/C-COM舞台装置/大塚組/地林坊・太田篤哉/S-CASE・S-BOX
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
主催:演劇集団 砂地
出演:小瀧万梨子(青年団)、今國雅彦(TEAMHANDY)、梅村綾子(文学座)、井手麻渡(無名塾)、松本光生

「タコ壺」の様な青春とも言うべきか、ちょっと外をのぞいてみれば、全く別の世界が拡がっているのに、タコ壺の中から出ようともしないで、過去に拘泥し、ひたすら自分自身を食らい始める、自損の時代。ストーカーなんて、小心者の、成熟し切らない、自己中心的な子どものすることだ、と思っていたが、案の定、俳優の口を借りて出てくる、へ理屈のオンパレード。

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2015_08
21
(Fri)19:08

20150820 Thu. OUDS来日公演"Romeo & Juliet"

OUDS来日公演"Romeo & Juliet"
●Tokyo 2015年8月19日(水)18:30~20日(木)13:30/18:30
Saitama 2015年8月22日(土)13:30
●料金 2,500円
●8月20日(木)18:30拝見@池袋芸術劇場シアターウエスト
 2時間15分(20分休憩) LA列15番 

Romeo  Juliet

<Oxford University Dramatic Society(OUDS)は1885年に創設された英国オクスフォード大学で最も大きな演劇の組織である。創設130年の歴史と伝統を誇り、常に若い才能をはぐくみ育てている>とフライヤに。たとえば、「Mr.ビーン」のローワン・アトキンソン、ヒュー・グラント、フェリシティ・ジョーンズなど、皆さんご出身ですよ、と。

そのOUDS公演を2000年にさいたま劇術劇場で「冬物語」を上演して以来、2005年以降は東京芸術劇場の夏のラインナップの一つとして、毎年シェイクスピア演劇を上演している。私も2013年の「間違いの喜劇」2014年「十二夜」、そして今回2015年の「ロミジュリ」と3回を観劇している。

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2015_08
16
(Sun)22:54

20150816 Sun. 芝居屋風雷坊第九廻公演「きみがみむねに」

芝居屋風雷坊第九廻公演「きみがみむねに」
●日程:13日(木)19:00
   14日(金)19:00
   15日(土)14:00/19:00
   16日(日)14:00/19:00      
   17日(月)19:00
   18日(火)19:00
●料金 一般前売:3500円/ 当日:4000円 / 学生:2500円(要予約・要学生証提示)/ 高校生:1000円(要予約・要学生証提示)
●8月16日14時拝見@日暮里d-倉庫
●2時間休憩なし 3,500円 自由席(最前列)

きみがみむねに
脚本:吉水恭子(芝居屋風雷紡/JACROW)
演出:南慎介(Ammo/MinamiProduce)
舞台監督:吉田 慎一(Y's factory)  
音響:岡田 悠(One-Space)
照明:大塚之英(大塚組)  
衣装:chie(*rism)
写真撮影:石澤 知絵子・古里 麻衣  
映像:川本 啓(秘密結社K)
宣伝美術:吉水 彩乃(芝居屋風雷紡)  
制作:芝居屋風雷紡
出演:山村鉄平(芝居屋風雷紡)、吉水恭子(芝居屋風雷紡/JACROW)、祥野獣一(芝居屋風雷紡)、吉水雪乃(芝居屋風雷紡)、谷仲恵輔(JACROW)、高嶋みあり(JACROW)、菅野貴夫(時間堂)、荒川ユリエル(拘束ピエロ)、霧島ロック、田村往子、森田あや、杉田政道

昨年に引き続きd-倉庫での芝居屋風雷坊の演目は、何と、戦後70年を記念して「川島芳子」!様々な劇団が戦後70年の節目に、それぞれの戦争に関する芝居を作り、上演した。その多くを拝見してきたが、芝居屋風雷坊は「川島芳子」を取り上げるという。その意図は何ぞや?


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2015_08
12
(Wed)00:36

20150806 Thu. 劇団青年座第218回公演「外交官」

劇団青年座「外交官」
●2015年7月31日(金)~8月9日(日)
●料金 一般4,200円、O-70 3,800円、 U-25 3,000円 初日割引2,800円
●8月6日(木)19時拝見@劇団青年座劇場
●2時間35分 

外交官
作:野木萌葱
演出:黒岩亮
美術:安部一郎
照明:中川隆一
音響:長野朋美
衣裳:三大寺志保美
舞台監督:今村智宏
制作:川上英四郎
宣伝美術:平田二郎
出演
広田弘毅:平尾 仁
松岡洋右:山崎秀樹
東郷茂徳:高松 潤
重光 葵:横掘悦夫
白鳥敏夫:矢崎丈也
加瀬俊一:豊田 茂
斎藤良衛:山賀教弘
太田三郎:久留飛雄己
大鳥 浩:石井 純
木戸幸一:嶋田翔平

戦後70年、青年座は「外交官」を上演する。1945年9月2日、東京湾上の戦艦ミズーリー号艦上で、連合国に対しての休戦協定(降伏文書)に調印した。日本側全権代表は外相・重光葵。その重光が、他の4人のA級戦犯に問われた元外交官(広田弘毅、松岡洋右、東郷茂徳、白鳥敏夫)と、東京裁判対策として、帝国ホテルの外務省事務室に集まった、という架空の設定である。

舞台は、四方に高い柱を立てて、真中一段低くなった所に、豪壮なテーブルと椅子。時代と風格を漂わせ、その場が、時代を行き来しながら、臨機応変に変化する。

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2015_08
11
(Tue)17:32

20150804 Tue. 前進座「くず~い屑屋でござい」

前進座 出前芝居「くず~い屑屋でござい」
●2015年8月4日(火)~5日(水)
●料金:4,500円/ユースチケット(30歳以下)3,000円
●8月4日(火)14時拝見@三越劇場
●60分、1階11列11番(4,100円)

kuzuya_as[1]
台本・演出:鈴木幹二
装置:高木康夫
照明:遠藤正義
音楽:杵屋邦寿
制作:椛(かば)山麻季子
【出演】
大家さん 清雁寺繁盛
屑屋さん 柳生啓介
武家女房千代 横澤寛美
高木佐太夫 藤井偉策
千代娘しづ 平澤 愛

ひょんなことから、この芝居のことを知って、あら、面白そうだわ、と友人を誘って出かけた。主演の屑屋さん役の柳生啓介さんとfacebookのお友達になって、色々と情報を頂いた。切符も安くしていただいた(感謝!)。古典落語の「井戸の茶碗」の話を脚色して、60分ほどに小気味よくまとめたものである。出前芝居と称しているのには、この芝居を持って、全国津々浦々の、小学校や中学校に出かけて行って、公演しているのだ、と聞いた。だから、最初に大家さんが出てきて、江戸時代の事やこの芝居のことを、あれこれ語るのだわ、と納得したのであるが、それまでは、いつまでこのお話が続くのか、と隣の友人と心配していたくらい。その話だけで一芝居できるのではないかと思われるほどの時間が経過して、15分の休憩。つまり芝居は65分という非常に短いものであった。恐らくは小学生や中学生が見るのに最適の時間というわけだ。

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2015_08
06
(Thu)01:20

20150801 Sat. 劇団銅鑼公演No.43 「からまる法則」

劇団銅鑼公演No.43 「からまる法則」
●2015年7月30日(木)~8月2日(日)
●料金:一般5,000円 25歳以下2,500円 Saturday Night 割引 8月1日(土)19時開演2,500円
●8月1日19時拝見@俳優座劇場
●2列6番 2,500円 

からまる法則
脚本:小関直人
演出:松本祐子
美術:石井強司
照明:伊藤孝
音響:熊野大輔
衣装:大野典子
舞台監督:稲葉対介
台本協力:松本祐子
演出助手:柴田愛奈
舞台監督助手:村松眞衣
音声ガイド:鯨エマ
制作:田辺素子
出演:千田隼生、佐藤文雄、説田太郎、館野元彦、植木圭、井上太、鈴木啓司、野内貴之、池上礼朗、谷田川さほ、郡司智子、竹内奈緒子、永井沙織、土井真波

<与謝野晶子、中條百合子、林芙美子、この3人の女流作家が、一人は七人の子を置いてパリにいる夫に会いに、一人はロシア革命十年後の社会を観に、一人は画家の恋人に会いに、シベリア鉄道に乗り合わせた>という惹句に惹かれて、観に行ったのが、劇団銅鑼との最初の出会い。そして、この劇団が「1971年に起こった劇団民藝の内部対立で、さらに民主的な運営を志向して民藝を退団した若手のうち、鈴木瑞穂、森幹太らが中心になって結成した。鈴木は劇団結成から10年間代表を務めた。「平和」「人間愛」「本当に人間らしく生きることとは何か」をテーマに活動を続けている(Wikipedia)」劇団であることを知ったのも、その時であった。

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2015_08
05
(Wed)12:36

20150801 Sat. アダム・クーパー「兵士の物語」

アダム・クーパー「兵士の物語」
●2015年7月24日(金)~8月2日(日)
●全席指定・税込 12,000円
●8月1日13時拝見@東京芸術劇場プレイハウス 1階I列9番(前から4番目) 12,000円 

兵士の物語
音楽:I.ストラヴィンスキー
原作:アファナシェフ
脚本:ラミューズ
演出・振り付け:ウィル・タケット
出演:アダム・クーパー / ラウラ・モレーラ / サム・アーチャー / アレクサンダー・キャンベル

いつもの日本の現代小演劇に比べると、チケットがお高い。これもアダム・クーパーをこの目で見られると思うと、しようがないさ、とつい買ってしまったら、次々とディスカウントチケットの出現。最後には6,000円までダウンしているのを見ると、ちょっとくやしい。しかし、アダム・クーパーを前の席で見られるから、とひとしきり自分をなだめて、行ったのだが、上演時間60分。みじかっ!

「兵士の物語」というコスチュームもお話も、結構地味目で、短いと来ると、観客も入りが悪くて、ま、昼間だからしようがないけど、6~7割の客席を眺めると、ちょっとため息。踊りはもちろん素晴らしいのだけれど、あの「リトル・ダンサー」の最後のシーンに登場した、アダム・クーパーの跳躍には及ぶべくもない。でも彼の肉声を初めて聞いた。

2015_08
04
(Tue)00:17

20150804 Tue. 8~9月の観劇予定

8~9月の観劇予定
7月31日まで芝居を見ていたので、これからの予定を書くのが遅くなった。7月もとても充実した観劇ライフで、異様な暑さの中、一瞬ひるむ気持ちはあるものの、いやいやさぼるものか、という決意で、西へ、東へと駆けつけた。
7月の観劇状況は下記の通り。

座・高円寺「太平洋食堂」
NTL「スカイライト」
椿組「贋作幕末太陽伝」
青年劇場「動員挿話/骸骨の舞跳」
お江戸日本橋亭「加藤武語りの世界」
三田村組「父との夏」
劇団俳優座「詩人かたぎ」
俳優座 朗読「戦争とは…2015」
鏡花×劇 草迷宮(遊戯空間 )
ミナモザ「彼らの敵」
名取事務所「壊れた風景」
        (太字は大満足、大絶賛のものである)
なお、7月19日(日)お江戸日本橋亭での「加藤武語りの世界」に初めて参加。86歳とは思えないお元気な加藤さんの語りを聞くことが出来たのに、8月2日(日)急逝された。来年はもう聞けないかと思うと、とても残念である。ご冥福を祈る。

さて、8月~9月は、

劇団銅鑼「からまる法則」
アダム・クーパー「兵士の物語」
前進座「くず~い 屑屋でござい」
青年座「外交官」
OUDS「ロミオとジュリエット」
芝居屋風雷坊「きみがみむねに」
劇団砂地「唄わない冬」
劇団風「コーカサスの白墨の輪」
あたらしいタブ「メデル、やっぱ日本は平和な国だと思うよ」
重力/NOTE「イワーノフ」

コットーネ「人民の敵」
つかこうへい「生涯」
青年座「真珠の首飾り」
劇団銅鑼「はるなつあきふゆ」

ところで、9月は仕事がきつくなる予定なので、思ったほどは行けないかと思う。あきらめるのも出てくるかも。


2015_08
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(Mon)22:48

20150731 Fri. 別役実海外交流シリーズ第6作目「壊れた風景」

別役実海外交流シリーズ第6作目「壊れた風景」
●別役実フェスティバル参加作品
春川国際演劇祭提携作品
名取事務所公演
●<公演日・開演時間>
 7月29日(水)19:00
 7月30日(木)14:00/19:00
 7月31日(金)19:00
 8月1日(土)14:00
 8月2日(日)14:00
● 料金 前売:4,000円/当日:4,500円(税込)/※学生2,000円 名取事務所のみ取り扱い
<カンフェティ席(会員限定特別割引席)設置公演>・全席指定(前売):4,000円 ・1, 000円割引!4, 000円 → カンフェティ席3, 000円!(税込)
●7月31日19:00拝見@下北沢小劇場B1
 G列5番(最後尾)3,000円

壊れた風景
作: 別役実
演出: 眞鍋卓嗣
美術:杉山 至
照明:桜井真澄
照明操作:松本由美
音響:井出比呂之
衣裳:樋口 藍
舞台監督:小島とら
演出助手:山本しのみ
制作担当:栗原暢隆 / 松本伸子
プロデューサー:名取敏行
制作:名取事務所
出演:吉野悠我 / 新井純 / 森尾舞 / 松本光史 / 長谷川敦央 / 佐藤礼菜 / 三谷昇

二方から見下ろす形の、100名ほどの階段席はぎっしり満席である。正方形の舞台には、食べ物から蓄音器まで用意された本格的ピクニックの場が設営されている。パラソルまで立てかけてある。そこへ通りかかった6人の登場人物の「あれしたらどうかしら」「なにしたらそれなのよ」式の会話の続く2時間。最後のどんでん返しが怖ろしい。

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2015_08
02
(Sun)01:05

20150731 Fri. 俳優座特別公演「朗読 戦争とは…2015」

俳優座特別公演「朗読 戦争とは…2015」
●日程:2015年7月30日(木)~8月2日(日)
●料金:一般 2,500円 学生 1,000円 小学生以下 500円 (全席自由・日時指定)
●7月31日(金)14時拝見@俳優座5F稽古場

戦争とは
演出・構成:菅田華絵
舞台監督:石井道隆
演目と出演者
<A>岩崎加根子/天野眞由美/長浜奈津子/山崎夏江/桂ゆめ
<B>岩崎加根子/神山寛/阿部百合子/高山真樹/遠藤剛/清水良英/中寛三/有馬理恵
<C>中村たつ/神山寛/阿部百合子/青山眉子/長浜奈津子
【A】子どもに向けて 演目:「直さんからの葉書」「おいでおいで」「霜のふる夜」「ハウラの赤い花」 「いわたくんちのおばあちゃん」「かぜのでんわ」

【B】演目:「園長からの伝言」「元自衛官の演説」「最初の断罪ー女性国際戦犯法廷の記録ー(吉原公一郎書下ろし)」「長崎の鐘はほほえむ~残された兄妹の記録~」「とうろうながし」「子守うた」「あとから生まれてくるものたちに」

【C】演目:「りゅうりぇんれんの物語」「日本と憲法九条について感じてきたことーアレン・ネルソン 元海兵隊員の証言ー」「沖縄・対馬丸子供たち」「原子と人間」「ハウラの赤い花」

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2015_08
01
(Sat)00:50

20150728 Tue. ミナモザ「彼らの敵」

ミナモザ「彼らの敵」
●2015年7月25日[土] - 8月4日[火]
7月25日(土)19:00★
26日(日)14:00★/19:00★
27日(月)19:30
28日(火)14:00★/19:30
29日(水) 19:30
30日(木)14:00★/19:30
31日(金)19:30
8月1日(土)14:00/19:00
8月2日(日)14:00/19:00
8月3日(月)19:30
8月4日(火)14:00
 全16ステージ
★終演後、ポストパフォーマンストークあり
7月25日(土)19:00
7月26日(日)14:00/19:00
ゲスト:服部貴康(写真家・本作品モデル)
7月28日(火)14:00
ゲスト:谷岡健彦(東京工業大学外国語研究教育センター教授)
30日(木)14:00
ゲスト:永田浩三(武蔵大学社会学部教授)
●料金:一般 3,500円/ 学生 2,500円
●7月28日(火)14時拝見@こまばアゴラ劇場 自由席(最前列) 3,500円 2時間

彼らの敵
脚本・演出:瀬戸山美咲
舞台美術:原田愛
照明:上川真由美、瀬尾夕香
音響:泉田雄太、秋田雄治
衣装:高橋毅(N.E.W) 
ドラマターグ:中田顕史郎
演出助手:石塚貴恵
舞台監督:本郷剛史
宣伝美術:郡司龍彦
宣伝写真:服部貴康
制作協力:藤田晶久(バレット)
出演:西尾友樹(劇団チョコレートケーキ)、大原研二(DULL-COLOREDPOP)、浅倉洋介、山森大輔(文学座)、菊池佳南(青年団)、中田顕史郎

<1991年、僕はインダス川で誘拐された。44日間の監禁生活。砂と水しかない場所。あいつは昨日殺された。僕は気が狂いそうだった。だからなるべく小さなことを考えた。おばあちゃんのこと、大学の履歴登録のこと、松屋の牛丼のこと。そうしている限り、僕は僕のままでいられた。
44日後、僕は帰国した。僕はいつの間にか有名人だ。日本中からたくさんの手紙が届いた。太陽にかざせば「死ね」という字が浮かび上がって来るファンレターだ。パパラッチたちは今日もアパートの前にいる。
それからいつくかの季節が過ぎた。
「銃口」を向け続けられた僕は、ある日「銃」を手に入れた。
僕は引き金を引くことにした>(HP)

この事件をすっかり忘れていた。イラクの人質事件が鮮烈でバッシングがひどかっただけに、余計に、インダス河川下りの早大生の人質事件を失念していた。バッシングに晒されたのはイラク人質事件も、今回の後藤さん事件も同じことだったのに。だがミナモザの若き主宰、瀬戸山美咲氏は、劇団の写真家が当の本人、服部貴康さんということもあり、彼に徹底取材をして、この作品を書き上げた。何故「被害者を追い詰めて行くのか」「なぜ『敵』を見誤るのか」と疑問を投げかけて、2013年初演。好評を博した。昨年、IS(イスラム国)に捕まって、後藤さん・湯川さんの二人が殺された。偶然とはいえ、タイムリーな再演である。

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