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20161230 Fri. 2016年の総括(映画編)

2016年の総括(映画編)

2016年は、観たい映画が沢山上映されたのに、仕事や芝居や、その他諸々の事情と状況で映画館に足を運べないジレンマが続いた。レンタルでもたくさん借りたのに、中々見られない。やはりどこかへこもらないと、集中して見られないのが残念だった。一旦、こもったりすると、結構観られる、ということに気がついている。

 海(カイ)ちゃん


映画館で鑑賞したものを中心に、振り返ると、下記のものが印象に残りました。

1. 「手紙は憶えている Remember」 (2015 カナダ・ドイツ合作 )
90才の認知症の老人が、手紙を片手に、アウシュヴィッツの仇を取る、という発想に度肝を抜かれた。その老人を、あの、「サウンド・オヴ・ミュージック」のクリストファー・プラマーにやらせるという大技。

2. 「フランス組曲 Suite Francais」 (2014 イギリス・フランス・ベルギー合作 )
原作者が1942年にアウシュビッツでその生涯を閉じた女性作家イレーヌ・ネミロフスキーによるもので、未完の小説であること。生き延びた娘達が長い間、母から言われたとおり守り通した原稿が、半世紀という時空を超えて日の目を見たことの奇跡。ハラハラドキドキ。

3. 「アイヒマンショー 歴史を映した男たち The Eichmann Show 」(2015 イギリス)
「ハンナ・アーレント」でも使われた、「アイヒマン裁判」の実写フィルム。そのフィルムを作っていた側、当時の裁判を実況していた放送チームの苦闘が描かれることが興味深い。TVという媒体を使った「アイヒマン裁判」の実況中継、すごい。

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(Tue)00:03

20161229 Thr. 2016年の総括(演劇編)

2016年の総括




昨年暮れにやってきた2代目犬、圭(ケイ)ちゃんである。食欲旺盛、あっという間に9キロになってしまい、vetから体重のコントロールをと言われている。そうなると、昨年、あえなく逝ってしまった先代犬海(カイ)ちゃんにそっくりになってきて、呼ぶときにも、「カイちゃん、いや、ケイちゃん」とややこしいことこの上なし。でも、私んちに来てくれたこと、感謝してるよ、圭ちゃん。

2016年は、幾ばくかは観劇の本数を減らそうとしていたが、それでも100本近い本数を観てしまった。12月に入って、スリップして転倒、骨を圧迫骨折してしまうという不運に見舞われたために、最後の2週に、劇場に行けなかったのが残念だが、予定の観劇は済ませた。最後の4本、腰と背中の痛みに耐えつつ、それでも頑張って観てしまったわ。

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(Sun)00:27

20161217 Sat. 劇団桟敷童子「モグラ 月夜跡隠し伝」

劇団桟敷童子「モグラ 月夜跡隠し伝」
●期間:2016年12月15日(木)~27日(火)
●会場:すみだパークスタジオ
●料金:指定席:一律3,800円  ※12/15(木)19:00/16(金)19:00は《全席自由》となります
     ◎自由席(予約番号順にご入場) 前売一般:3,500円  前売学割:3,300円(要・学生証提示)
     墨田区民割引:3,300円(要・証明書等提示)
   当日券:一律3,800円  ※学割・墨田区民割引は適用されません
      ※12/15(木)19:00/16(金)19:00は当日券も一律2,800円となります
●12月17日(土)13時拝見 2時間20分 自由席

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●作:サジキドウジ
●演出:東 憲司
●美術:塵芥
●照明:Jimmy((株)FREE WAY)
●照明操作:北澤由佳((株)FREE WAY)
●作曲:川崎貴人
●チラシ写真:浅香真吾
●チラシ画:梶村ともみ
●チラシデザイン:山田武
●舞台監督:深津紀暁
●出演:松田賢二、板垣桃子、松本紀保、原口健太郎、稲葉能敬、鈴木めぐみ、外山博美、川原洋子、桑原勝行、山本あさみ、もりちえ、新井結香、大手忍、深津紀暁、升田茂、鈴木歩己、内野友満、丹野奏恵、松本亮

<禁断…、破壊…、絶望…、
黒き雪降り、大地隠す
泥人間…どろろと眠れ、泥の人
大地に潜れ、孤独が添い寝。骸は腐敗、腐臭を放つ…
魂泣き濡れ、木枯らしに
生まれがわりは、あの銀月で…
この世に、生まれたことが悪夢なり
生まれがわりは、あの銀月で…
大地見下ろし酒喰らう
生まれがわりは、あの銀月で…

どろどろどろと汗みどろ…
愛と寝る>

という劇団のHPの文言を読んでも? 予測のできない舞台を拝見。

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(Sat)00:19

20161216 Fri. 劇団青年座第224回公演「砂漠のクリスマス」

劇団青年座第224回公演「砂漠のクリスマス」
●期間:2016年12月16日(金)~24日(土)
●会場:青年座劇場
●原題:Other Desert Cities
●料金:一般 4,200円 全窓口/★オープニング割引(16日のみ) 2,800円 青年座のみ取扱
U-25割引(25歳以下) 3,000円 青年座のみ取扱/ SCPセット同一日5枚+X'masプレゼント 16,000円
●12月16日(金)19:00拝見/ 1階B列17番 2,800円 2時間20分

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●作:ジョン・ロビン・ベイツ John Robin Baitz
●翻訳:高橋知伽江
●演出:須藤黄英
●美術:伊藤雅子
●照明:中川隆一
●音響:中島正人
●衣裳:西原梨恵
●舞台監督:今村智宏
●製作:川上英四郎
●宣伝美術:村松丈彦
●キャスト
ブルック・ワイエス(作家):安藤瞳
ポリー・ワイエス(その母):増子倭文江
ライマン・ワイエス(その父):長克巳
シルダ・グローマン(その伯母):山本与志恵
トリップ・ワイエス(その弟):久留飛雄己

劇団HPより引用~
2004年のカリフォルニア、砂漠都市パームスプリングスにある大豪邸。
クリスマス・イヴの朝、そこで暮らすワイエス家に長女ブルックが6年振りに帰ってきた。
共和党を支持する元映画俳優の父ライマンと元有名シナリオライターの母ポリー、
民主党支持者でアルコール依存症の伯母シルダ。
そして政治には無関心なTVプロデューサーの弟トリップ
久々に家族で過ごすクリスマス休暇に話は弾み、穏やかな時間が流れていた。
しかし、ブルックが“家族のある秘密”が明るみに出てしまう本を出版すると話し始めた途端、
場の空気は一変していく・・・

「わたしたちの。うちの家族に起きたこと全部書いた。
 だから、心の準備をしてほしかった。」

封印した過去。ぶつかり合う家族。。
そして・・・ついに語られる衝撃の真実。

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(Tue)00:30

20161211 Mon. BTLive KENNETH BRANAGH 「The Entertainer」

BTLive KENNETH BRANAGH 「The Entertainer」
●原題:Kenneth Branagh Theatre Company's The Entertainer
●製作年:2016年
●製作国:イギリス
●配給:カルチャヴィル
●上映時間:156分
●12月12日(月)13:40~拝見@TOHOシネマズ日本橋
●3,000円 G列1番

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●作:ジョン・オズボーン
●演出:ロブ・アシュフォード

​●出演:ケネス・ブラナー
     ゴーン・グレインガー
     フィル・ダンスター
     ジョン・ハート

exciteニュースより転載:
<近年は、『シンデレラ』や『エージェント・ライアン』といった作品でメガホンを取り、監督としての活躍が目立つ俳優のケネス・ブラナー。彼が、『ヘラクレス』などに出演しているベテラン英俳優ジョン・ハートと、ロンドン・ウェストエンドの舞台『The Entertainer』で共演することが明らかとなった>

落ち目の芸人ケネス・ブラナーとその父親で元芸人の役にジョン・ハート。拝見しました。

引用続く*
<米BROADWAY.COMによると、第二次大戦後のイギリスを背景にした『The Entertainer』は、寂れたミュージックホールで繰り広げられるライス一家の人間模様が綴られる作品>

ケネスは芸人のアーチー・ライス、ジョンはその父親ビリー・ライスを演じ、ケネスの娘のジーンに、「ダウントン・アビー」でメイドの一人を演じているソフィー・マクシェラが出演。彼女は「シンデレラ」でも意地悪な姉の一人に抜擢されたとのこと。本作を演出するのは、ブロードウェイのミュージカル版『ウェディング・シンガー』や『クライ・ベイビー』などで振付けを手掛けたロブ・アッシュフォード。




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(Mon)00:06

20161211 Sun. 第71回文化庁芸術主催公演「ヘンリー4世」~第一部「混沌」、第二部「戴冠」

第71回文化庁芸術主催公演「ヘンリー4世」第一部「混沌」、第二部「戴冠」
●期間:2016年11月26日(土)~12月22日(木)
●会場:新国立劇場 中劇場
●料金:一部、二部別々に、S席 8640円 、S席ジュニア 6912円 ※小学生~中学生 、 A席 6480円 、A席ジュニア 5184円 ※小学生~中学生 、 B席(注釈付2階席) 3240円 、B席ジュニア(注釈付2階席) 2592円 ※小学生~中学生
●12月11日(日)拝見 一部1階18列37番/2部1階17列35番 二本で13,600円

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●作:ウィリアム・シェイクスピア
●翻訳:小田島雄志
●演出:鵜山 仁
●美術:島 次郎
●照明:服部 基
●音響:上田好生
●衣装:前田文子
●ヘアメイク:馮 啓孝
●アクション:渥美 博
●演出助手:的早孝起
●舞台監督:北条 孝
●キャスト:浦井健治 岡本健一 勝部演之 立川三貴 綾田俊樹 ラサール石井 水野龍司 木下浩之 有薗芳記 今井朋彦 青木和宣 田代隆秀 那須佐代子 小長谷勝彦 下総源太朗 鍛治直人 川辺邦弘 佐川和正 亀田佳明 松角洋平 松岡依都美 藤側宏大 岡﨑加奈 清水優譲 中嶋しゅう 佐藤B作
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シェイクスピア没後400年、日本では数々のシェイクスピア作品が上映され、今回の新国立では史劇の中から「ヘンリー4世」2部作を上演。80年代に出口典雄主宰「シェイクスピアシアター」の上演で見たきりで、最近では、彩の国の蜷川演出を拝見したぐらい。
日本での上演回数の少ない演目である。


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(Sun)09:18

20161202 Fri. 名作再見 映画「スミス都へ行く」 Mr. Smith Goes to Washington

名作再見 映画「スミス都へ行く」 Mr. Smith Goes to Washington
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●配給: コロンビア映画
●公開: 1939年10月19日/日本 1941年10月9日
●上映時間:129分
●製作国: アメリカ合衆国
●言語:英語
●製作費:$1,500,000


●監督:フランク・キャプラ
●脚本:シドニー・バックマン
●原作:ルイス・R・フォスター『ミネソタから来た紳士』
●製作:フランク・キャプラ
●音楽:ディミトリ・ティオムキン
●撮影:ジョセフ・ウォーカー
●出演
ジェフ・スミス - ジェームズ・ステュアート(日本語吹替:浦野光)
サンダース秘書 - ジーン・アーサー
ペイン上院議員 - クロード・レインズ
ジム・テイラー - エドワード・アーノルド
ホッパー州知事 - ガイ・キビー
ディズ・ムーア - トーマス・ミッチェル
上院議長 - ハリー・ケリー
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WIKIPEDIAより引用~
原作はルイス・R・フォスター(英語版)(Lewis R. Foster)の『ミネソタから来た紳士』。
主人公スミスは田舎のボーイスカウトのリーダーだったが、死亡した上院議員の代わりに、政界に担ぎ出される。スミスはそこで政治の腐敗と単身対決することになる。
第12回アカデミー賞で、作品賞を含む合計11部門にノミネートされ、原案賞を受賞。主演のジェームズ・ステュアートは、第5回ニューヨーク映画批評家協会賞において男優賞を受賞した。
上院議員が議会で議事妨害(フィリバスター、牛タン戦術)を行う場面がある。

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(Sat)14:00

20161202 Fri. トム・プロジェクト・プロデュース「挽歌」

 トム・プロジェクト・プロデュース「挽歌」

●会場:東京芸術劇場シアターイースト
●日程:2016年11月30日(水)~12月4日(日)
●料金:一般前売/¥5,000 当日/¥5,500
  U-25(25歳以下)/¥2,500 シニア(60歳以上)/¥4,500
 ※U-25・シニア券はトム・プロジェクトのみで販売。要身分証明書。前売当日とも同料金
●12月2日(金)14:00拝見 C列5番  3,500円

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● 【作】古川健 
● 【演出】日澤雄介
●美術:中川香純
●照明:宮野和夫
●音響:原島正治
● 衣装:樋口藍
●舞台監督:松本仁志
● 宣伝写真:ノザワトシアキ
●宣伝ヘアメイク:菅野典子
●宣伝美術:立川明
●プロデューサー:岡田潔
●協力:コッカ/アンテーヌ/劇団チョコレートケーキ/囃組/マハロ/働夢/アート・ワン/NPO法人 座・アルテ/企画制作:トム・プロジェクト㈱
● 【出 演】安田成美  鳥山昌克 岡本篤 浅井伸治 大鶴美仁音  高橋長英

Introduction(HPより引用)

原発受け入れ。原発と共に生き。そして原発に故郷を追われた人々。
その故郷を悼む、悲しき挽歌。

福島第一原発の地元、大熊町からの避難民が多く住む会津若松市。
そこには避難民を中心とした小さな短歌サークルがあった。
サークルメンバーはお互いの短歌を通して心を寄せ合い、
寄る辺ない気持ちを慰め合っていた。
ある日、届いた一通のはがきには、原発を詠んだ数首の短歌が刻まれていた。
差出人は「ホームレス」。
会員たちは驚きとともに、謎の歌人の正体に興味を持つ。

東日本大震災から5年。
戻りたくても戻れない故郷。見通しの立たない不安。「原発」への複雑な思い。
復興への長い道のりを覚悟しながらも、必死に立ち上がり、
前を向いて力強く歩き出す人々の物語。

~引用ここまで

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(Thu)00:46

20161130 Wed. 12月の観劇予定

12月の観劇予定

(晩秋の那須の野を行くカイイヌ)

ブログ記事をまだ完成していないのに、もう12月の予定とは。
さて、今月、11月は下記のような芝居を拝見した。

1.BTLive 「冬物語」
2.てがみ座「燦々」
3.新国立劇場演劇研修所第10期生試演会「ロミオとジュリエット」
4.劇団東演「琉球の風」
5.KAKUTA「愚図」
6. BTLive 「ロミオとジュリエット」
7.新国立研修 「ヘンリー4世のダイナミズム 松岡和子」

何よりも、ケネス・ブラナー・カンパニーの2作品が素晴らしく、3時間以上の長丁場にも関わらず、その作品世界に酔いしれてしまった。こんなにも華美で、それでいて清楚で、そして何よりも、知的な世界が存在することに感動すら覚えた。「冬物語」でのケネス・ブラナーやジュディ・デンチの他を圧倒する演技、それでいて、決して押し付けがましくなく、極めて自然でナチュラルな台詞回し、動き。大人の芝居だ。

若者が主人公の「ロミオとジュリエット」もいい。何よりも、デレク・ジャコビがマーキューシオで登場し、あら、マーキューシオって主役だったかしら、と思わせるほどの見事な演技に、すっかり魅入られてしまった。ジュリエットも、ジュリエットになりきっている。いつも感じる、白々しさ、と言うか空々しさを一切感じない「ロミオとジュリエット」だった。

日本の作品では劇団東演の「琉球の風」が、他より抜きん出て面白かった。下北沢から送迎車で行くという面白い体験もさることながら、硬質な中津留作品を持ち前の劇団の色に染めて、人間を感じさせる魅力的な舞台。さすがでした。

映画は下記のものを鑑賞した。最近熱心に映画を見ています。

1.「奇蹟がくれた数式」(英)
2.「ベストセラー」(米)
3. 「素晴らしき哉、人生!」
4.太田直子監督「まなぶ」
5.「マリーゴールドホテル 幸せへの第2章」
6.「手紙は憶えている」
7.34丁目の奇跡
8.7番房の奇跡
9.天国はほんとうにある
10.ひつじ村の兄弟
11.国際市場で会いましょう
12.スミス、都へ行く

13.ウィークエンドはパリで
14.マルセルの夏
15.マルセルの城


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