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(Wed)11:29

20171107 Tue. 映画「はじまりの街」

映画「はじまりの街」
原題 La vita possibile
製作年 2016年
製作国 イタリア・フランス合作
配給 クレストインターナショナル
上映時間 107分
映倫区分 PG12
11月7日(火)拝見@岩波ホール

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監督:イバーノ・デ・マッテオ
製作:マルコ・ポッチオーニ/マルコ・バルサニア
製作総指揮:フランチェスカ・ディ・ドンナ
原案:バレンティナ・フェルラン
脚本:バレンティナ・フェルラン/イバーノ・デ・マッテオ
撮影:ドゥチオ・チマッティ
美術:アレッサンドロ・マラッツォ
衣装:バレンティーナ・タビアーニ
編集:マルコ・スポレンティーニ
音楽:フランチェスコ・チェラージ
キャスト
マルゲリータ・ブイ:アンナ
バレリア・ゴリノ:カルラ
アンドレア・ピットリーノ:ヴァレリオ
カテリーナ・シェルハ:ラリッサ
ブリュノ・トデスキーニ:マチュー
エウジェニオ・グラダボスコ:舞台監督
ステファノ・デル・アッチオ:ドメニコ

「幸せのバランス」「われらの子供たち」のイバーノ・デ・マッテオ監督が、家族という題材を通して社会の現状を映し出していく人間ドラマ。主演は「母よ、」のマルゲリータ・ブイと、「レインマン」のバレリア・ゴリノ。アンナと12歳の息子バレリオはスーツケース1つを提げ、ローマから親友カルラが暮らすトリノの街へと移り住む。夫のDVから逃れ、見知らぬ土地で新たな生活を切り開くため仕事探しに焦るアンナと、ひとりで寂しい時間を過ごす息子バレリオとの溝は深まっていった。どんな逆境にもめげることのない母、そして健気な息子、そんな2人を陽気なカルラ、近所のビストロオーナーがあたたかく見守っていく。(映画com)

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イタリアの大女優マルガリータ・ブイが果敢にすっぴんの演技。夫のDVから逃れて、ローマからトリノへ、学生時代の友人を頼っての逃避行。突然居場所を亡くした13歳の息子の不安と健気さ。再スタートに懸命の母親は、息子が居場所を見て受けられないで放浪しているのが、気がつかない。

しかし、周囲の優しい人たちの思いやりと優しさが、母と子に寄り添い、彼らの再生を助けてくれる。シャーリー・バッシーの名曲で「過ちを嘆いたり、幸運を忘れたり。それでも人生より素晴らしいものはない」という歌詞の「This Is My Life」をバックに、新天地で一歩を踏み出す親子と、ふたりを見守る心優しき人たちの姿をドラマチックに映し出している。

この映画のもう一つの主人公は、トリノ。落書きだらけ、ゴミだらけで、見た目には決してきれいではないのだけれど、母親が掃除婦として仕事をしているトリノ大学、子どもが居場所を求めて、自転車で漕ぎまわっている、ヴァレンティーノ公園、側を流れるポー川、休日に親子で訪ねる国立映画博物館、少年が初めて好きになった娼婦の女の子とデートで待ち合わせたカステッロ広場、毎週蚤の市が開かれるドーラ側沿いのボルゴ・ドーラ、とトリノの名所は全部紹介。トリノに行った気分にしてくれる。

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