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(Mon)21:14

20181028 Sun. 劇団遊戯空間「喪服の似合うエレクトラ」

劇団遊戯空間「喪服の似合うエレクトラ」

期間:2018年10月27日(土)~28日(日)
料金:前売:5,000円
   当日:6,000円
   学生:3,000円
    (全席指定)
会場:両国シアターX(カイ)

10月28日(日)13時拝見
3時間30分(休憩2回)
3,116円

181027-181028t[1]
作 : ユージーン・オニール
翻訳 : 菅泰男
演出・美術 : 篠本賢一
ドラマトゥルク: 平辰彦
音楽・演奏 : 水野俊介(5弦ウッドベース)
照明 : 朝日一真
音響 : 山田健之
衣装 : 竹内陽子
舞台監督 : 田中新一
舞台写真 : 宮内勝
記録映像 : 大塚登(東京舞台映像)
宣伝美術 : 松田陽子
イラスト : 村上洋子
制作 : 高橋俊也(THEATRE-THEATER)
製作 : M.B.Eプロジェクト

をはり万造
横尾香代子(演劇集団円)
松川真澄(松川事務所)
藤田三三三 荒川大三朗

草野峻平 立花芽衣
春延朋也 坂口寿一
鈴木寿和(劇団カルガモ行進曲)
神保麻奈
青木恵(劇団櫂人)
篠本賢一(遊戯空間)

佐々木梅治(劇団民藝)

<二年前、女優の松川真澄氏、演劇研究家の平辰彦氏から、ユージーン・オニールの『喪服の似合うエレクトラ』の演出を日本の伝統芸能との接点を踏まえてやってほしいといわれた。 難題ではあるが、我が意を得たりの感もあったのでお引き受けした。 というのも、私がそれまでに演出してきた作品は、実はどれもが「現代新作能」だという意識を持っていたからだ。 『喪服の似合うエレクトラ』は、米国北東部ニューイングランドのある家族にスポットを当てて進行していくが、もともとギリシア劇から着想を得ているだけあって、ドラマの深奥に本質的な人間の生と死、過酷な運命のドラマが隠されている。 そして、作者オニールは初稿において、これを仮面劇に想定していたと伝えられている。 諸事情から仮面の使用は断念したが、仮面を使った『喪服の似合うエレクトラ』をいずれ観たいと作者は語っていたそうだ。 オニールの観たかったものに仕上がるかどうかはわからないが、今回の上演では、「ギリシア劇」、「能」、「オニール」という三つのキーワードを見据え、作品のもつ魅力を再発見できるようにしたいと思う。>
(演出/篠本賢)

「亡霊に憑かれたマノン家の愛憎劇」

日本の殺人事件の55%が「親族間殺人」であるという事実を皆さんはご存じだろうか? この戯曲は南北戦争時代のアメリカ、ニューイングランドにある旧家マノン家を舞台に家族間の激しい愛憎を描いた壮大なドラマである。
 この作品でオニールはアメリカの劇作家として史上初のノーベル文学賞を受賞した。 タイトルに「エレクトラ」の名が冠されているように古代ギリシア悲劇『オレスティア』を下敷きに三部構成でつくられており、各部の冒頭にはギリシア劇における「コロス」のように町の人々が登場する。
篠本演出の本公演では同演出・構成の『仮名手本忠臣蔵』のように、全幕通しの三部作一挙上演。
一部と二部では『オレスティア』と同様に妻の不倫、夫の殺害などが描かれているが、三部は神による裁きではなく、<神不在>の現代人が抱えている<心の闇>が投影されている。
マノン家の亡霊たちの眼に晒され、一人マノン家の閉ざされた館で生き続けるラヴィニアの姿は、現代に生きる私たち日本人に何を語っているのか。
この家族の選んだ生き方は観客にどのように映るのだろうか。幕開きが待ち遠しい。
(ドラマトゥルク/平辰彦 博士・英米文学)



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